大正時代の女学生のムダ毛処理

今や女性にとってムダ毛処理は当たり前。
冬で肌が露出する服でなくても、誰に見せるわけでなくても、身だしなみやエチケットのような感覚でムダ毛のお手入れをしている女性は多いです。

大人でなくても学生さんでもきちんと処理をしています。

ドラッグストアにいけば、カミソリだけでなく、年中、除毛クリームや脱色クリームがおこづかいで買えるリーズナブル価格で売ってるしネットの通販でも年中買えます。

今どきの学生って小学生でもおしゃれで脱毛サロンに通う子もいるらしいし
わき毛はもちろん手足もツルツルにそってる女子も多いそうです。

私のお気に入りの本で 女學生手帖: 大正・昭和 乙女らいふ という大正~昭和初期の女学生の生活や吉屋信子や川端康成が書くお姉さまとの耽美なSの小説や当時のイラストなど楽しめる1冊なんですが、

当時の少女雑誌に連載されていた身の上相談、美容相談など悩みのコーナーが転載されています。
そこには当時の広告も紹介されていて、乳房バンド・美腰バンド・やせる薬・美白クリームなどあり、脱毛剤(下の広告)もありました。


少女雑誌に広告を出すというのは、必要とする人も多いから。
大正時代から昭和初期の女学生さんもムダ毛を気にしてたんですね。

カミソリでそるとムダ毛が濃くなるのは迷信?

スムーズ脱毛剤の広告には、ひげ・むな毛・すね毛・うで毛、はえぎわやその他カミソリが使えないような場所が毛深いならこのスムーズ脱毛剤を使うときれいにムダ毛がとれますとあります。

そして、男女ともカミソリでそればそるほどムダ毛は太く濃くなり、ますます早く生えるようになると書かれています。
今では、カミソリでそると断面が太く見えるから太い毛が生えてくるのではなく、太い部分が見えるから太い毛が生えてきたような気がすると言われますが
太い毛が生えてくるからカミソリでそってはダメと今でも言われたりするのは、この頃が始まりだったのかもしれませんね。

この脱毛剤はイソフラボン入りの抑制剤?

さらに広告には、 『此の脱毛劑を用ゐますと毛の生え方が、ずっと/\遅くなります。』と続きますが
毛の生え方が遅くなるというのは、抑制剤なのかな?と思ったりもしました。

ご婦人の鼻の下の毛が濃い方や、うぶげのためにおしろいのつきが悪い方に重宝されているというので顔にぬっても大丈夫な脱毛剤のようです。
現代の抑毛剤というものだったのかも。

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